兼八産業株式会社様の事例
業種:小売・卸売 厨房機器の設計・施工・メンテナンス 従業員:40名~50名
導入の背景と課題
事業の拡大に伴い従業員が増え、相互理解を深めるためのコミュニケーションの重要性が高まってきましたことがきっかけです。
数年前に自社で紙のサンクスカードを運用していたのですが自然と無くなってしまっていたため、オンラインで同じような運用が出来る手段がないかと模索していました。
日々の業務の中で、感謝の言葉を直接伝えている人もいますが、多忙の中だと感謝の気持ちを伝えることが疎かになってしまう場合も多くあると思います。
企業として感謝を伝え合う文化をつくることで、お互いがどういう部分で助かっているのかが分かったり、見えないところで手助けしている人にも焦点を当てられたりして、結果的に協力し合える関係性を築けるのではないかと考えていました。
特に新入社員の方ですと、最初は慣れないことも多く緊張した日々が続くと思います。「ありがとう」を相互的に伝え合う社内環境を築いておくことで、部署内の雰囲気も良くなり馴染みやすくなるではないかと思います。
部署や役職を超えて感謝を伝えられる文化・風土をつくるためにグラッチェコインを導入したいと考えました。
導入の決め手
「サンクスカード アプリ」と調べたところグラッチェコインを見つけました。
数年前に紙でサンクスカードを運用していた時は、事務所ごとにサンクスカードを管理していたので、事務所を跨いだ「ありがとう」のメッセージはお互いに見られない状態になっていました。
オンラインで活用できるグラッチェコインはどこにいてもやり取りが出来るので、弊社のような複数事務所がある場合でも円滑に運用できると思いました。
また、グラッチェコインはお互いの「ありがとう」の内容が見えるようになっているため、誰がどのようなことをして感謝されているのかが本人以外にも伝わる点が良いと思いました。
現在の運用方法
最初は数人で運用テストをして、その後全体へ企画書を出して導入目的と使い方を展開しました。
弊社は月間MVPというかたちで、1か月の中でグラッチェを送った数と貰った数を合計して数の多い人を表彰するという運用をしています。
導入後の効果
徐々にではありますが、社内で「グラッチェしておくね」という言葉が飛び交う様子を見ていると、浸透を感じます。縁の下の力持ち的な動きに対しても評価が出来るようになってきたのではないかと思います。
部署間の連携は業務を進める上で重要なポイントになるので、グラッチェコインが連携しやすさを感じるためのひとつのきっかけになっていると良いと思います。
また、人事評価でも活用をしていて、評価面談だけでは網羅出来ないような上司が見切れない部分について、指標のひとつとして活用しています。
最終的な目的は、従業員のモチベーションをあげて協働しやすい組織風土をつくることなので、今後は何をもってそれが達成されたかという定義も決めてく必要性を感じています。
従業員みんながグラッチェコインを活用することによって働く環境やモチベーションが良くなったと実感してもらえるようにしていきたいです。
オススメポイント
従業員数が多いところでも少ないところでもすぐに始められる点がオススメです。
会社単位はもちろん、部署単位でも運用出来るのでとても手軽だと思います。
「サンクスカードをやったことないけど試してみたい」という企業様は是非試しに使ってみるといいと思います。

