株式会社水滴石穿 はない薬局様の事例
グラッチェコインを導入した背景
私が新社会人としてMR(医薬情報担当者)をしていた頃、サービスプロフィットチェーンや、ダニエル・キム教授の「成功循環モデル」をチーム運営に取り入れた上司がいました。
その結果、社員同士の関係性が改善し、営業成績が最下位付近だったチームが素晴らしい成績を達成した経験があります。
この経験から、顧客へのホスピタリティを高めるためには、『従業員が満足しなければいけない』という確信に至りました。
当社でも従業員同士の関係を強化するために、サンクスカードを導入しました。
しかし、アナログのカードを送り合うハードルが高く、普及が難しかったため、オンラインで簡単に感謝を伝えられる「グラッチェコイン」に興味を持ち、導入を検討しました。
グラッチェコインの導入の決め手
グラッチェコインを導入した理由は、以下の4点です。
- 普段利用しているスマートフォンで簡単に感謝を送れること
- 管理者が感謝の数(グラッチェ数)を把握し、コイン手当などの福利厚生の拡充、コンテストの設定が容易であること
- アナログなサンクスカードとは異なり、カード作成の手間がないこと
- 導入しやすい価格であること
これらの理由により、グラッチェコインの導入を決定しました。
グラッチェコインの社内運用方法
社内では基本的に自由にグラッチェ(ありがとう)の送受信をしています。
導入当初はマクロな視点に対してのグラッチェが多かったのですが、時間が経つにつれ、より具体的な行動への感謝にシフトしてきました。
そのため、全体的なグラッチェの数は、若干減少傾向にあります。
今後は、感謝のやりとりを増やすために、グラッチェコインを使ったコンテストや
コイン手当など、新たな施策を検討しています。
導入の成果
普段は直接言えない感謝の言葉がアプリ上で交わされることで、社員同士の仕事がより楽しく、活気のあるものになったと感じます。
同時に、顧客対応も以前より柔らかくなり、ホスピタリティが向上したことを実感しています。
導入からまだ数ヶ月ですが、社員からは『従業員を大事にしている会社』という印象を持ってもらえ、大きな成果が出始めています。
薬剤師業界は離職率が高い傾向にあるため、グラッチェコインで福利厚生を拡充し離職の防止にも繋げたいと考えています。