株式会社オフィス未来様の事例

グラッチェコインを導入した背景

当社はソフトウェアを開発する会社ですが、プロジェクト毎にお客様の指定場所で働くスタイルを採用しており、社員同士のコミュニケーションが希薄になりがちで、日常の仕事ぶりが見えにくいという課題がありました。

これらの課題に対処する方法を模索していた中、社長の杉山からの紹介を受け、グラッチェコインを知ったことがきっかけです。

グラッチェコインの導入の決め手

グラッチェコインを導入する決め手は、そのシンプルな機能と運用の容易さ、他社の同様のツールと比較してコストの軽減が可能であることでした。
導入によって福利厚生を向上させることもでき、社員に対して負担を強いることもなく、マイナス面は無いと感じました。

また、内向的な社員や、別々のお客様先で作業をしている社員にとっては、感謝の意を言葉で表すことが難しい場面も多いことから、スマートフォンを介して気軽に「ありがとう」を伝えることができるという点が重要でした。
このアプローチは時代の状況にマッチしていて、かつ社員のモチベーション向上に寄与すると考え、導入を決定しました。

グラッチェコインの社内運用方法

グラッチェコインには、グラッチェを「した」と「された」数を集計する機能が備わっており、この機能を活用し、四半期ごとに社内イントラにて回覧形式で社員を表彰しています。

1位には5000コイン、2位には3000コイン、3位には・・・コインのように、順位に応じてコインを配布し、会社で用意した景品と、社員が好きなタイミングで交換できるように運用しています。

導入に関する苦労した点

グラッチェコインの社内への浸透には苦労しました。
初めは、特定の社員や特定のプロジェクト内での使用が目立っていました。

上司や管理職からの推進によって、感謝の気持ちが押し付けられるような強制的になることを避けるため、若手メンバーから大阪と東京の各事業所で1名ずつ推進担当を立て、社員が集まる定例会の場で利用を促進しながら、徐々に浸透させる取り組みを行いました。

導入の成果

社員が同じ場所で働いている場合、その人の行動をリアルタイムで把握することが比較的容易ですが、当社のように社員がお客様先で作業したり、テレワークを行う場合、日常の行動を知ることは難しいです。

グラッチェコインの導入により、アプリを通じて社員全員の行動を可視化できるようになり、優れたサポートをする社員や、優秀なパフォーマンスを示す社員が明らかになりました。

また、予想外の効果もありました。
来春入社予定の学生から、グラッチェコインが福利厚生に含まれていることを知り、当社が社員を大切にし、働きやすい環境を提供しているとの印象を持ち、入社する決断に影響を与えたとの報告を受けました。
この予期せぬ成果は、非常に喜ばしい出来事であり、導入して良かったと感じています。

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